イギリスを助ける |
日々~~~~~!!!!!
いろんなことが起こるし、いろんなことが起こるのと同じぐらい、いろんなことを起こせてもいない。
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先日は会う人会う人に「このnote…読みました…?」と、おかき大明神さんという方が書いた『いつか怪物になるわたしへ』なるエントリをリツイート(物理)しまくってたんだけど、筆者ご本人が完全非公開にされたのでここにリンクを貼って備忘録とすることはできない。インターネットは儚い。でも本当に、すごい文章だった。お礼の言い方もわからない。感想の書き方もわからない。もっと時間がたったら、思うところを吐き出したい。
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もう読めなくなっていたエントリにしょんぼりとしながら、昨晩は本屋で『緋色の研究』(新潮文庫のやつ)と、大学受験で使ってた英単語帳の最新版を買った。
この日記に書いたか書いてないかもう忘れちゃったけど、ちょっと前に夢にベネディクト・カンバーバッチが出てきた。しかし私の英語力はあまりに退化し、私はせっかく会えたベネディクトに「ハロー」しか言えないという辛酸をなめたのだ。英語再学習の機運が高まっている。
鞄に2冊を詰め込んで、後輩とファミレスごはんをした帰り道をひとり歩いていたら、前方に「イギリス」と書かれた本が落ちている。よく見ると「地球の歩き方」である。手に取ってみると雨で少ししけっていて、この地区の図書館の蔵書のようだ。
借りた誰かが落としたのだろうか。ならこの場所に置きっぱなしにした方がいいかなと、いちおう少し汚れを払って道の端に置き直してまた歩く。でもしばらく進んだところで「でもイギリスやぞ……イギリスを助けなくていいのか……」と自問自答が始まり、引き返して引っつかんで深夜の図書館まで返却しに行った。
私は外国人に道を訊かれたときもわりと頑張って案内するし、電車でもなるべく席をゆずるし、できる範囲で親切にあろうと気を配るけど、それと私の善性にはマジで全くこれっぽっちも関係がなく、ひとえに運勢が巡り巡って私のソシャゲに星5レアサーヴァントをもたらしたりしてほしいからだ。イギリス、イギリスよ……と思いながら開館時間外の返却ポストに地球の歩き方をシュートし、今日は『緋色の研究』を仕事の合間合間で3分の1くらい読んだ。